取締役CTOを退任しました。

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この写真懐かしいなぁ。一番左が僕です。
お久しぶりです。今日まで取締役CTOの佐々木です。

この度、年度末である7月31日をもって、取締役CTOを退任する事になりました。

コンクリートファイブジャパン株式会社は、2012年に当時のconcrete5 Japanコミュニティで主だったメンバーの菱川、上野、河村、僕で会社を立ち上げ、オフィシャルとしてconcrete5の国内での普及、サポートを行ってまいりました。

まだまだの会社ですし、まだまだやれる事はあると思いますが、今回の役員の任期切れを機に初心に返ろうと思います。

もともとEC-CUBEにconcrete5を組み込みたかった

僕がはじめてconcrete5を知ったのは2008年に、moongiftというオープンソース紹介ブログでした。

当時から僕は、オープンソースのネットショップ構築ソフト、EC-CUBEのコミッターとしてEC-CUBEを使ったショッピングサイトの構築をする、株式会社クロスキューブという会社をやっています。
オープンソースプロジェクトに初めて参加したのもEC-CUBEからでした。

EC-CUBEにはconcrete5と同じ様な「ブロック」というページ上の要素をドラッグ&ドロップでレイアウトを管理できる機能があり、とても気に入っていました。
しかし、EC-CUBEのその機能はconcrete5に比べとても貧弱で、なかなか一般の人が自由にページを作っていく事は難しいものでした。

EC-CUBEにCKEditorとかを組み込んだりしていたのですが、そんな中で出会ったconcrete5のCMSとしての機能は感動すら覚えるものでした。

もちろん、WordPressや当時で言ったらXOOPSとかJoomla!とか他にもCMSはあったのですが、どれも使いやすいとは思えませんでした。

そういった環境からconcrete5に興味を持ち、独自に日本語化して使ってたりしてたのですが、調べると簡単にはEC-CUBEには組み込めないもので、「リッチな汎用CMSと日本人に合ったカート」を諦めた経緯がありました。

その後、concrete5が持つ汎用性や拡張性に惹かれ、concrete5そのものにどっぷり浸かっていくことになりました。

今では、concrete5もEC-CUBEも進化を遂げ、EC-CUBEは3に、concrete5はVer.8まで進化し、アーキテクチャもだいぶ似たものになってきました。

もう、オープンソースだからとかそんなんじゃない

今やWebの世界ではソフトウェアよりもその中身、コンテンツが最重要視される時代になりました。

SEOも細かいテクニックは誤差の様な差しか産まなくなり、コンテンツが重要視されます。

僕たちコンクリートファイブジャパンでも、concrete5というソフトウェアよりもコンテンツの制作、運用を最大限マーケティングにどう活かすか?をメインにした仕事に業務の内容もシフトしてきています。

僕もconcrete5 Japan, inc.もconcrete5には今まで以上にコミットしていく事になると思いますが、それ以上にそういった技術を活かして、どの様なサービスを提供するか?がより重要になってきていると思います。

EC + コンテンツに集中します

当初僕がやりたかった事はEC-CUBEにconcrete5を組み込む事、つまりe-Commerceコンテンツマーケティングのシームレスな統合です。

今、その重要性はますます増してきていると思います。

また、国内の需要が減少していくなか、多言語対応なconcrete5を使った越境ECは今後必要とされていくものになると思います。

既にconcrete5とEC-CUBEを使ったネットショップの事例などもありますが、よりガッチリ連携したサービスの必要性を感じ、この任期切れを機に取締役CTOを辞め、その新しいサービスに集中しようと思います。

今までconcrete5 Japan, inc.でお世話になった方々には今後も変わらぬお付き合いをして頂けると幸いです。

これからも全然concrete5やります

取締役は退任し、会社の経営からは外れますが、今まで通り株主としては残ります。

経営責任を負わずに「利益と配当を出せ出せ」と気軽に言える身分になれる事は結構嬉しいもんです。責任負わずに文句だけ言えるなんて、なんて素晴らしいんでしょうw

また、コミュニティ活動は継続と言うか、今まで以上にやりやすくなったかな?と思っています。やはりconcrete5の名前が付いた会社のメンバーだと、色々やりづらい事もありました。

という事で、concrete5コミュニティの皆様、今後ともどうぞよろしくお願いします。


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