Mautic を作り上げたファウンダー、David Hurley 氏が来日!Mautic Meetup Tokyo #5 開催レポート

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コンクリートファイブジャパン 菱川です。

定期開催している Mautic Meetup Tokyo ですが、9月はなんと Mautic の開発者でありコミュニティの仕掛け人である David Hurley (デイヴィッド・ハーレー)さんをお招きすることができ、100名を超える参加者の皆さんと、David さんに、なぜ Mautic を作ったか、Mautic は何を目指しているのか、直接お話を伺うことができました!

Mautic (マウティック)は、世界で唯一のオープンソースのマーケティングオートメーションです。MAは近年日本で急速に普及していますが、その中でもライセンス料無料で使えるのは Mautic だけです。

Mautic Meetup Tokyo

 

きっかけは Slack メッセージ

今回の来日は、Slack メッセージから始まりました。David さんから、日本に行って日本のミートアップに参加したいという内容でした!

David からのメッセージ

知らせを受けて、さっそく札幌、名古屋、東京で来日中のミートアップ開催を調整しました。残念ながら札幌は日程がつきませんでしたが、名古屋と東京で David さんをゲストに迎えてのミートアップが実現しました。名古屋のレポートも後日ブログにアップする予定です。

そして、1ヶ月後…ほんとに来た!(左が私、右は名古屋ミートアップのオーガナイザーのKatz)

 

前半は通常のミートアップを開催

日本でどのようなミートアップを開催しているのか知っていただくため、前半は東京で過去に何度か登壇していただいた西川さんと私、さらに日程の合わなかった札幌ミートアップのオーガナイザー、齋藤さんから10分ずつの発表を行いました。資料はすでに公開されていますので、ご紹介しておきます。

Mautic 最新動向 by Takuro Hishikawa

Open Source Conference 2016 Enterprise 出展報告 by Kouhei Nishikawa

僕達の大好きなMautic by Kohsaku Saito


デイヴィッド・ハーレーさんによるキーノート

デイヴィッドさんは、様々なお話をしてくれました。小さい頃から本を読むのが好きだったこと。効率の専門家、フランク・バンカーの『一ダースなら安くなる』という本が人生を変えたこと。10年前、Web制作会社で仕事をしている時に、足りないもの、もっとやれるという思いを感じつつ、オープンソースカルチャーの中で生きてきたこと。WordPress の Matt や Druplal のDries に影響を受け、Joomla コミュニティで開発のリーダーシップをとって活動してきたこと。何百万もの Web サイトに影響を与える立場の興奮と恐ろしさを経験し、コミュニティマネージャーとしても活動したこと。それらすべての経験が、Mautic につながっていると彼は語ります。私自身、共感することの多い話でしたし、同じく共感を覚えた参加者も多かったのではないでしょうか。

David Hurley

あなたの時間は、信じられないほどに大切なものなんです!

マーケティングオートメーションとは、何のためにあるのか?何が変わるのか?私もよくそういう質問を受けます。Davidさんはその答えを、ひとことで言ってしまいました。時間を生み出し、あなたがフォーカスすべきことがらにより多くの時間を割くこと。それこそが Mautic の目指すところであると。

もうひとつは、マーケティングは高価な、特別なものではない、ということです。これも、マーケティングオートメーションは、どういうビジネスで役に立つのか?という質問をよく受けるのですが、既存のマーケティングオートメーションは、それが非常に高価であるからこそ、大企業向けの機能になっていると言えないでしょうか?Mautic はオープンソースであるからこそ、あらゆるビジネスに、効率的で、効果的なマーケティングを手に入れられる機会を提供できる。

David Hurley

世界を変えるコミュニティの力

ビジネスを、コミュニケーションを、関係性構築を、そして人生をよりよくするために情熱を傾けることができるコミュニティを作りたい。David さんはそのために日本に来た、と強調していました。

マーケティングの世界にいた人にとっては、理解できない突飛な考え方に見えるかもしれません。しかし、コンテンツの世界にいて、CMSの世界をオープンソースで書き換えてきた私たちには、とても馴染みのある、理解できる考え方でした。

Community.

あなたのビジネスは、あなたのもの。

いまマーケティングできていないと考える日本企業も、実はこれまでも顧客との関係性構築に様々な手段で腐心してきたのではないでしょうか?

マーケティングソフトウェアは、そんな努力を効率化し、全体のコミュニケーションの質を向上するための時間を生み出すもの。マーケティングオートメーションは、決して、新しい考え方へのシフトを意味するわけではありません。しかし、いますぐ効率化に着手しようと思えば、様々なハードルが待ち受けていることでしょう。オープンソースのマーケティングオートメーションは、様々なビジネスに合わせた使いこなし方があります。

個別のニーズにフォーカスしカスタマイズし、concrete5 を使ってクライアントのデジタルコミュニケーションの変革を手伝ってきた私たちだからこそ、同じ視点で Mautic の導入もサポートできると確信できた、David さんのお話でした。

David, Biplog, and Me


おまけ

ミートアップの前日に、マウティック、モーティックなど、色々な日本語表記での発音をDavidさんに聞かせてみて、最も彼のイメージに近い日本語発音を選んでもらいました。これで「マウティック」は発音的におかしいだろ論争に終止符が打たれました!w


それでは、次回の Mautic Meetup Tokyo でまたお会いしましょう。

Mautic Meetup Tokyo #5 集合写真

Photo credit: Susumu Seino


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