NGINX Amplify を使ってみた

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こんにちは、岩本です。

NGINXより、パフォーマンスモニタリングツール「Amplify」がクローズドベータを終えて、一般ユーザーでも利用できるパブリックベータとして公開されましたので、早速触ってみました。

 

NGINX Amplify は、MackerelNewRelicのようなASP型のサービスで、サービスページ上でアカウントを作成し、対象にエージェントをインストールするだけで簡単にモニタリングが開始できます。

 

では、早速アカウントを作成します。

まず、「https://www.nginx.com/amplify/」こちらのURLより「GET EARLY ACCESS」を選択します。

アカウントの登録はメールアドレスとパスワードの登録のみで簡単に完了し、完了すると「Amplify」の画面へと遷移します。

 

初回、サーバーが登録されていない状態では、このような画面が表示されるので、指示に従って対象のサーバーでコマンドを実行しましょう。

コマンドは、エージェントのインストールとキーの登録のみのシンプルなものとなっており、対象のサーバーにて実施後、約1分ほどで画面上に取得されたサーバーのパフォーマンスデータが表示されます。

※検証ように立ち上げた、AWS EC2インスタンス(AmazonLinux)へは問題なくインストールが行えました。

 

表示されるデーターは、一般的なサーバーのパフォーマンスデータ(CPU、メモリ、ディスクI/O、トラフィックなど)と、Nginxのプロセスデータが取得されます。

 

OSのパフォーマンスデータ

Nginxのパフォーマンスデータ

 

他にも、Nginxの設定に対するレポート機能があります。

設定ないのあまり宜しくないところ等も怒られました。テヘ

 

当たり前といえば当たり前ですが、Nginxの監視に特化したツールとなっており(現時点では)、Nginxのパフォーマンスデータを除けばOSに関する一般的なパフォーマンスデータのみが取得できます。

Nginxを積極的に利用しているような環境であれば有用かと感じますが、もう少し他のデータも取れると嬉しいなと。

まだまだβ版ですので、今後の発展に期待したいです。