導入事例

聖学院大学様
クライアント
聖学院大学様
聖学院大学様 concrete5 導入事例

埼玉県上尾市の自然豊かな中にキャンパスを構えるミッション系の聖学院大学様。

ブランディングによるデザインの統一を含めたサイトリニューアルでconcrete5を採用していただきました。

直感的に操作ができることで、サイトの編集者も1人から10人程に。

オープンソースでライセンス費用がないことも導入の決め手になりました。

concrete5の導入で

大学サイトのチーム運用を実現

ご利用サービス
CMS導入
Webサイトリニューアル
 

目的と課題

サイトの全体構造を把握できていなかった。

スマホユーザーの増大で、レスポンシブ化が必須。

更新できる人が1人しかいなかった。

 

達成成果

フルサイトマップと更新履歴がわかることでサイト全体を把握し、管理が楽になった。

レスポンシブ化でアクセス数も増え、UXが向上した。

簡単に編集できることと細かな権限設定により、サイト編集者と管理者をわけて複数人数での運用が可能に。

Interview

聖学院大学

広報部 広報課 係長 松﨑綾子様

費用面や直感的にページを作成できる点が決め手に

コンクリートファイブジャパンは、ブランディング、デザインなどを手掛けたロフトワーク様を通じてconcrte5の導入に携わりました。

ロフトワーク様からのご提案でconcrete5を使ったWebサイトを公開されましたが、リニューアル前にどのような課題がありましたか。

松﨑)大学には多くの学部学科や部署があるのですが、リニューアル前はそれぞれが独自にオリジナルサイトを管理作成していたんです。まだ静的サイトがほとんどで、全体構造を把握できていませんでした。

それはどのような弊害を引き起こしていたんですか。

松﨑)これは私たちの大学だけではなくて、かつて多くの大学の課題でもあったと思うのですが、ブランディングとして、デザイン面の統一感がないのが一番の問題でした。さらにはCMSを使っているサイトも一部ありましたがその種類もバラバラで……。そこで、まずはデザインやブランディングを意識した統一感のあるサイトにすること、そして大学のWebサイト全体の構造をきちんと把握してコントロールする必要がありました。ちょうどその頃にスマホユーザーも増えてきたので、レスポンシブ化も喫緊の課題でした。

ロフトワーク様に依頼される際、どのような要望を出されましたか。

 
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株式会社ロフトワーク
テクニカルディレクター 川竹 敏晴様​​

松﨑)まずロフトワークさんにお声掛けさせていただいたのは、大学のブランディングに取り組んでもらうためで、Webサイトのリニューアルもその流れの中で行われました。大学なので、Webサイトを見るのは受験生の皆さんが多いんです。ですから高校生の皆さんが見てわかりやすく、なおかつ聖学院大学らしさを感じて共感してもらえるWebサイトにしたいというのが最大の要望でした。ほかにも、大学のWebサイトはページ数が膨大なので、まずは整理整頓したいという要望を出しました。

concrete5を導入することになった大きな要因はどんな点だったのでしょうか。

松﨑)やはり費用面が大きかったですね。年間ライセンス利用料といった費用がないオープンソースだったのは大きかった。年間ライセンス料の存在は、私たちのような小さな大学には大きな負担となるので。もちろんWordPressなども候補にありましたが、提案いただいた中ではconcrete5の「ブロック」という概念がすごく斬新でしたね。しかも大学では採用実績がほぼないということで、だったらパイオニアになろうと採用を決めました。聖学院大学は面白そうなことに挑戦したがる大学なんですよ(笑)

concrete5の中で興味を持った機能などはありましたか。

松﨑)管理者的には、サイト全体をツリー状に見られるフルサイトマップは、階層構造がひと目でわかるのでシンプルかつわかりやすそうでした。直感的にページが作れる点は、選定時も反応が良かったです。例えば大学職員はワードを使う事が多いので、「ワードのような操作で、直感的にページを作れますよ」というフレーズは効果絶大(笑)。今は、私以外にも複数人体制で管理更新作業を行っています。

concrete5の導入で、更新頻度もPV(閲覧数)もアップ!

実際にリニューアルしてみて、課題の解決や期待通りの成果は得られましたか。

松﨑)学生には「すごい見やすくなった!」と第一声で言ってもらえて安心しました。当然スマートフォンで見ることが多いそうで、レスポンシブ化も功を奏していますね。逆にPCメインのユーザーは、最初レスポンシブ独特の“余白”に馴染めない人や縦スクロールが長いことに違和感を感じる人もいるようでしたが、こういったことは慣れもありますから・・学内調整の面が多少ありましたが、そこは随時真摯に対応していくことの積み重ねです。

 
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閲覧数や反響の変化はいかがでしたか。

松﨑)リニューアル当初はページ数をかなり減らしたので大丈夫かな、という想いはありましたが、目指していた募集広報コンテンツのPV(閲覧数)アップと、資料請求といったコンバージョンの数値も、導線の見直しや強化によってアップしました。我々管理者側の実感としても、リニューアル前よりも見てもらっているという感覚がありますね。

更新頻度はいかがですか。

松﨑)以前のメインサイトはCMSではなく、ソースコードでの作業がネックでした。concrete5のように簡単にページを増やすことが難しかったのです。それがなくなったことで更新頻度もアップしました。また、大学サイトは年度更新という、1年の決まった時期に1回だけ更新するページが多いんです。そうしたページの更新がかなり楽になりました。

更新できる人は、松崎様ひとりからどう変化しましたか。

松﨑)今は私が全体の管理者で、共に更新作業を担当する管理・編集者は10人程度。更新内容を最後に私が確認して承認する流れになっているのですが、これ以上編集者が増えると、私ひとりですべての承認作業を行うのは難しくなると思っています。これは今後の課題でもありますね。

以前はどうでしたか?

松﨑)ソースコードを扱う都合で私が更新作業をしていたページ自体もかなり多かったんですが、管理に携われていないサイトもありました。ですからWebサイト全体を管理する視点から見ても、更新作業の視点から見ても、concrete5導入で確実に楽になっています。

過去ページの確認や流用が簡単にできて便利!

特に重宝している機能があればお教えください。

松﨑)更新履歴(タイムスタンプ)が残っているのは助かります。特に公開日時を明確にしておく必要がある「教育情報の公表」ページなど、すぐに遡って確認できるので便利です。また先ほどもお話しましたが、去年のデータを流用して新ページを作成するのも楽になりましたし、過去ページをうまくサイト内に残しておけるのは、運用の負担をかなり軽くしてくれました。

運用が始まってから気づいた課題はありますか。

松﨑)フルサイトマップは管理者としては分かりやすいのですが、Webサイト更新の経験が少ない人にはハードルが高いようです。フルサイトマップを直接触るのが、失敗すると大ごとになると感じて触りたくなくなるみたいで……。また多言語対応の課題も大きいです。concrete5には多言語機能もあるので、中国語はもちろんのことベトナム語など、アジアを中心とした複数言語の多言語サイトができれば嬉しいですね。

最後にサイト制作での今後の展望をお聞かせください。

松﨑)2018年聖学院大学は創立30周年を迎えます。周年サイトも準備しています。今後InstagramやFacebookといった外部SNSとの連携をさらに強化していきたいですし、SNSでの発信やconcrete5での更新作業にも携わっている「学生広報」メンバーには、この経験を見事に生かして、企業のSNSを運用する職種での採用などキャリアにつなげた学生もいます。嬉しかったですね。運用の仕組みを工夫して、学生の活動の機会を増やしていきたいです。

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